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山歩きOKAYAMA

山歩き・クライミングの記録です

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続・泉山レポ

中央峰~大神宮原コース休憩舎
中央峰(1198ピーク)からは急な下りになる。
ロープがあるので時々掴まりながら急坂を黙々と下る。
一気に下りきると休憩舎が見えてくる。
休憩舎の伝言板には「3月23日1198ピーク手前に雪有りアイゼン必要」と記入している。
4日前(27日に行った)はまだ雪があったんだなと思いながら伝言板を修正する。
今(3/27現在)は全く雪が無い。安心して登ることが出来ます。

〈道迷い〉
休憩舎を下り笠菅峠を目指して出発する。
地形図を片手に歩く。下ってすぐの分岐を右に折れてひたすらに林道を歩き舗装路に出る。
出たのはいいが地形図では林道だと思いこんでいるのでまた引き返してしまう。
引き返してまた林道を登って行くと雨が強く降ってくる・・・
仕方がないのでカッパを着用し歩き始めると見た事のあるロープが見える。
がーーーん・・一周しただけだった。。。さすがに間違いに気付き落ち込む。。
雨も降り続いているのでこのまま大神宮原コースを登り返そうかとも思ったが、
悔しいのとどうしても笠菅峠からのコースも歩いてみたかったので笠菅峠に行くことにする。

       この分岐で迷う・・・だめだこりゃ・・
20070404005920.jpg

〈笠菅峠から泉山山頂〉
大神宮原コース(Cコース)登山口より約3㎞位歩いた頃に笠菅峠の案内板が登場する。
山頂に辿り着いた時のように嬉しい。やっと着いた感じだ。
林道美作北線から南に入り少し歩くと立派な登山口看板が出迎えてくれる。
20070404011105.jpg

登山口から緩やかに植林帯を登る。振り返ると雨の割りには展望がある。
晴天だとさぞかし気持ちのいい道だろう。 
小休止を挟んで登り続けていく。電波反射板を通過したら尾根歩きになる。
次のピークに向けて登って行きながらふと振り返ると泉山の刈り込みが見える。
20070404011843.jpg

くっきり泉山です。お手入れも大変だろうが続けて欲しい。見ることが出来てよかったです。
ここはロープ場でもあるのでピークまでの登りは急登だが登り切ると泉山山頂が見えてくる。
あと1つ越えると山頂だ。力を振り絞って泉山山頂到着。
このコース(笠菅峠コース)も楽しいコースだ。
山頂でゆっくりしたいところだが雨と空腹の為ヒュッテに向けて早々に出発する。

〈泉山山頂~ヒュッテ〉
山頂から一旦下り登り返して中央峰到着。ここまで約10分である。
中央峰からすぐにヒュッテが見える。
20070404012717.jpg

Newドアが楽しみだ。稜線歩きを楽しみながらヒュッテ到着。
あれ?ん?ドアが変わっていない。何故? 
紐でくくったドアを開けて中に入ると荷造り状態のドアが置いてある。
20070404012956.jpg

段ボールに包まれているのでデザインが全くわからない。
そういえばドア交換とはMLでも書いていなかったのを思い出して納得する。
Newドアを見ることが出来ず残念だがこのドアの写真も貴重だと気を取り直し食事にする。
外が雨でも快適に食事が出来る。初めてヒュッテの中に入ったがキレイで立派な内装だ。
ここなら忘年会も出来そうである・・・。

〈一気の下り〉 
食事終了後小屋の清掃をしてヒュッテを後にする。
すぐにBコース分岐に着くがここはパスしてAコースを下山する事にする。
井水山まで少し登り返した後は下りのみ。ヒュッテから登山口まで約50分で到着。
雨の中の下りも今日は充分に楽しむことが出来た。
登山口から駐車場までゆっくり今日の泉山を思い出しながら歩く。
やっぱりいい山だ。 泉山。


はじめて泉山にいく方へ
福ヶ乢コース(Aコース)は井水山、中央峰を経由するので縦走になります(健脚コース)
大神宮原コース(Cコース)は急坂です。 標高差538m(中央峰まで)
笠菅峠コースはアップダウンも少ないのでお手軽に楽しめると思います。
         「泉山」刈り込みもあります。
津山高校ヒュッテは設備が素晴らしいです。水場も近くいい場所にあります。

今回のコースタイム(歩行時間5時間2分 道迷い除く)
6:50泉神社駐車場7:10-Aコース登山口7:25-8:25井水山8:45-中央峰9:00-
9:25Cコース休憩舎-9:30道迷い10:35-Cコース登山口10:45-
笠菅峠登山口11:30-12:20泉山山頂12:25-12:47ヒュッテ1:30-
Aコース登山口13:56-泉神社駐車場14:30








コメント

分岐の標識は私の知らない真新しいものです。
登山道は登った道を下りるのを前提に道標が付けられている事が多いので
初めて通る所は理解に苦しむことがあります。
あのあたりで道迷いをして時間を空費したらかなり焦るはずですが
めげずに予定どうり進んでいるところがすごい。
伝説がまた一つ生まれました。

道迷い

吉備の中山さん
そういえばこの分岐やたらと新しかったような気がします。
確かに道に迷って少々焦りましたがいざとなれば大先輩方々にTELしようと
思っていましたので大船に乗ったつもりでおりました(笑)
正直に言いいますとCコースを登り返したくないというのが本音でしょうか?
あの急登は疲れた足には無理です。

コキコキ

休憩舎の書き置きは今年のものではありません。
その日その時、絶対に雪はありませんでした。
笠菅コースで読図練習しましょうか。

そういえば、
ここんとこ、往復2-3時間程度の山ばかりで
このようなロングなコースに挑んでおりません。
最近酒ばっかり飲んでるし・・・ちょっとリハビリしなくては。

ファニィさんへ
休憩舎の書き込みはかなり前のものなんですね。納得しました。
ちょっとおかしいと思っていたのですが・・・
ファニイさんは本当に山情報詳しいですね。 ビックリです。

読図練習日程があえば是非是非参加したいです。
もう迷いたくありません。 

縦走往復クラブ会員

のほさんへ
ロングコースといえば倉敷北部縦走でしょう。
このコースを往復するとかなりの負荷だと思われます。
やはり縦走は往復でないとだめですね。
最近縦走往復に付き合ってくれそうな人物をネットにて発見しました。
ML参加打診しようと思っています。

見る見る

毎日毎日、山を眺めながら生活しておりまして、こんな風になっております。
読図山行計画いたしましょう。
ゴールデン明けてからの日曜日いかがですか。
日にちはお任せします。
泉山でなくてもどこでも良いですし。

どくず どくず

ファニィさんへ
読図山行よろしくお願いします。
日にちを任せていただけるのであれば調整して後日連絡します。
場所はやや県南よりでもいいでしょうか?
たぶんですがティアラさんも参加だと思います。
宜しくお願いします。

県南よりでもかまいませんが、ある程度深い山のほうが訓練になりますよ。
メリハリの利いた地形のほうが基本を覚えるには良いと思います。
そして、私はあまり南の地形図は持っていないので準備必要ですね。

きほん きほん

ファニイさんへ
ある程度深い山が良いとのお話了解しました。
今回の場所はファニイさんお勧めの泉山にしましょう。
追って日時を連絡します。 基本の「き」から教えて下さい。

地形図とコンパス

お久しぶりです。

なかなか前向きに頑張っていますね。
読図の練習であれば、新ルート岡山の山百選から初心者向きのものを
選び出すとこうなりますかね。

1.摺鉢山(分岐が迷い易い、関係ないテープで惑わされる)
2.岡曽山(意外と分かり易いかも)
3.扇山(少し難しいかも)
4.耳スエ山(尾根を外さなければ良いので、比較的簡単です)
5.黒髪山(リベンジですね)

本格的なヤブコギでは地形図とコンパスは必携ですぞ。
最初は、周りの景色や目印になるものが見えている方が理解し易いです。
最近は標識が整備されてきて、人気のない山に行けば必然的に使える
ようになりますよ。

新ルート 岡山の山百選 全山制覇

Hongouさんへ
ご無沙汰しております。
遅ればせながら岡山の山百選全山制覇おめでとうございます。
このガイドブックのルートに忠実に歩いている人は恐らくHongouさんだけだと思います。
本当に尊敬します。お疲れ様でした。

Hongouさんセレクトの中で一番行ってみたいのはリベンジの黒髪山ですね。
早めにチャレンジしてみようと思います。
他の山も耳スエ山以外は近くにありますね。
私の場合一人では不安なので誰かと一緒に読図しながら登りたいですね。
アドバイスありがとうございます。

黒髪山

黒髪山は少しレベルが高いと思います。
初心者には少しキツイものがあります。

初めて山を歩き出し、いつも一人で歩いていましたが、さすが黒髪山は
地形図に出てこない沢や尾根の細かい分岐が多く、少し歩いては
地形図とにらめっこした記憶があります。
ここは人がほとんど入っておらず、木は倒れ放題、歩くのも困難で
踏み跡が分かり難かったという事も分かり難い原因の一つと思います。
ただ、ひとつ言えることは、この登山ルートは沢に沿って同じ方角に
進むようになっているので、倒木で歩き難いからと言って間違った
沢に迷い込まない事です。
これさえ押さえていれば、ガイドブックの通り、28の石柱があり
尾根の分岐に出て道があります。 道は尾根分岐から左に曲がり
かすかな踏み跡を歩き笹の中に入って行きます。
赤テープを付けていたと思いますが、あまり期待はしないで下さい。
ずいぶん前の事ですので。
ここから腰上ぐらいの笹の中の踏み跡を歩きますが、踏み跡は笹の中に
消えてなだらかな笹の平原を歩くようになります。
笹の下には倒木があるので注意して下さい。
平原を緩やかに登るように左にトラバースして行きます。
と言うより、右側は木が多く笹の中しか歩けないような
所です。 必然的に緩やかに左に曲がって行き、突然笹が無くなり、開けた
所に出て、踏み跡が見つかります。
ガイドブックにある赤テープは期待できません。
ここまで来ると一本道ですので、植林の中の踏み跡を辿れば黒髪山の
頂上に着きます。 ここからは説明不要だと思います。

あせらず、めんどくさがらず、おかしいと思う前に何度も確認する事です。
私の経験では、おかしいと思ったら大抵間違えています。
間違えていると分かったときは、間違えていないと確信できる場所まで
戻り、再度確認しながらもう一度ゆっくり歩く事です。
これをやらないで、何度も苦い経験をしています。

頭の中で歩いた跡を地形図の中にイメージ(トレース)できるように
なれば一人前です。

Hongouさんへ
貴重なアドバイスありがとうございます。
黒髪山に行くときはこの内容を印刷して持参します。
この山はかなりレベルが高いようなのでHongouさんお勧め?の初心者向きの山に
行ってみます。 とりあえず耳スエ山でしょうか?

私の場合おかしいと思ってもドンドン進んでしまいます。
これはやめた方がいいですね。じっくり歩くことが大事ですね。

>頭の中で歩いた跡を地形図の中にイメージ(トレース)できるように
>なれば一人前です。
 かなり時間がかかりそうです。
 ウルトラ方向オンチなもので・・・・・

今後もアドバイスお願いします。


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