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山歩きOKAYAMA

山歩き・クライミングの記録です

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蒜山縦走(往路)

今日は、上蒜山(1202m)・中蒜山(1123.3m)・下蒜山(1100.3m)に行ってきました。
コースは下蒜山登山口(犬挾峠)~中蒜山~上蒜山三角点までの縦走往復です。

レポート
倉敷自宅をAM4:45発。 下蒜山登山口(犬挾峠)にAM7:15に到着する。
少し疲れたので仮眠をとり AM7:50出発する。下から眺める蒜山はほとんど雪が無いようだ
登山口より林の中に入っていくと「頂上まで1時間40分」というステキな看板がある。
そこからが急な登りがはじまる。ところどころロープ・鎖が付けられている。
五合目を過ぎた辺りから木がなくなり展望が良くなる。 これから目指す下蒜山山頂までの
ルートがハッキリと見えてくる。雪居平を通過し7合目付近からまたもや鎖の登場である。
ここの登りはやや緊張感のある登りになった。道がぬかるんでいて滑りやすい。 
角度も急なため用心しながら登っていく。 9合目付近から山容が一変する。
一瞬桜・・と思わせる光景が広がる。
よく見ると北斜面のみ雪が積もっているので木が白くなっていた。幻想的な光景だ。
      
         下蒜山9合目から山頂を眺める。
20070301230323.jpg

少し登ると下蒜山山頂に到着する。 残念ながらガスがかかっていて展望がない。
中蒜山の縦走路に目を向けると完全に雪が積もっている。 
縦走を続けるか悩むが無理なら引き返そうと思い直し山頂を出発する。
早朝の為気温が低く雪もガチガチなので思ったよりも歩きやすい。 
少し歩くと雪が無くなり快適な縦走になる。先程のガスが無くなり大山がよく見える。
軽いアップダウンのあと中蒜山がよく見えるようになる。
フングリ乢を過ぎると本格的な登りがやってくる。がんばって登っていくと塩釜冷泉分岐到着。
分岐を過ぎると雪がこんもり積もっている。というよりは踏み後がない。
いつ積もった雪なんだろう?誰も登っていないのだろうか?
ふとみると避難小屋が見えてくる。 小屋の向こうが中蒜山山頂です。
中蒜山山頂の展望はこれまた素晴らしい。 写真ではわからない雄大な眺めです。
ベンチも沢山あるし小屋もあるので昼食スポットに最適だ。

      中蒜山山頂の展望の一部(合成)
20070301230634.jpg

写真撮影・水分補給後出発する事にする。っとどこに道があるのかな・・・・・ 



小屋の手前に「上蒜山」の矢印標識があるがその方向には雪しかない。

                 上蒜山への縦走路
20070301232013.jpg

縦走路は山頂から見えていたのでその方向に進んでみることにする。
トレースが無いので少し道がそれていたようだが何とか上蒜山への縦走路に合流できた。
中蒜山から20分程ひたすら下りまた急な登りとなるががんばって進む。
前回の反省から序盤のペースは抑え気味にしたのでまだ元気です。
進むにつれ雪が深くなり膝上まではまる事もしばしばある。冷たいです。
上蒜山山頂に到着する。 ここは標識だけのようだ。
三角点に向けすぐに移動する。 ここもトレースが無い。
かき氷にしたら美味しそうな雪の上を歩いて行くと上蒜山三角点に着く。
三角点は雪に埋まって少しだけ見えている。掘り起こそうと思ったがやめて写真撮影する。
                  
                   上蒜山三角点
20070301231227.jpg

どこかで見た画像に見える。 まぁよしとしよう。 著作権にはかからないでしょう。
ここから復路のStartとなる。少し遅いと思ったがスパッツを付けて出発する事にする。

  復路編に続きます。しばらくお待ち下さい。

コメント

もうやっちゃったのね

蒜山三座縦走往復お疲れ様です。
ほんとにやっちゃったのですね。開いた口が塞がりません。
今年の目標こんなに早く達成して、どーするのよ今後。
ていうか、岡山県の山ではもはや負荷が足らないのでは?

蒜山三座縦走往復

本当にやってしまいました。けど充実した山行になりました。
展望抜群・快晴・ほぼ無風・やや雪ありのPerfectな一日でした。
きっと蒜山が待っていてくれたのでしょう・・とまで思ってしまうコンディションでした。

岡山の山もまだまだ行きたいところがあるので頑張ります。
確かに負荷は足りない山が増えてきました。(セット山行で行ってみます)

三座縦走往復 お疲れ様

いやー貴方は凄い鉄人ーー。
私は中蒜で下りでフングリへ間違えて引き返すだけで
ギブアップ寸前でしたのに、往復とは恐れ入りました。

三座縦走往復

morikiさんご無沙汰しております。
蒜山はとても良かったです。
上蒜山への縦走路から隠岐(だと思う)が見える素晴らしい好天でした。
また行ってみたい山が増えました。

すばらしい!

 特に一枚目の写真は、本当にすばらしいですね。
 季節の境目のような稜線をさくさくと歩くHUKUさんの姿が目に浮かぶようです!

稜線

この写真を撮る直前まで雪が全く無く油断していたら突然現れました。
本当に一瞬桜?と思うような素晴らしい眺めでした。
写真より肉眼で見る方がさらにGoodです。

ちなみにこの時サクサクではなく「ゼイゼイ」言いながら歩いていました。
この辺り以外と急です。

これはね

中から上へのルート判断は道迷いになる典型的なパターンですね。
冬場、雪のある場合はどこでも歩けて都合は良いのですが、それが仇となって、ルートなどを大きく外してしまうことがあります。
特に下りのほうが、致命的な迷い方をしてしまいます。
地形図、コンパスを駆使して、現在地点の確認をしながらルート取りができるように訓練しましょう。

中蒜~上蒜

中から上へのルート判断は今回はほぼ登山道の上を歩けたと思います。
境界の杭がまだ見える積雪量だったのでラッキーでした。
境界をたどりやや左斜めに進んでいくとすんなり縦走路に出る事が出来ました。

>地形図、コンパスを駆使して、現在地点の確認をしながらルート取りが
 できるように訓練しましょう。
 ファニィ隊長に質問ですが「読図初心者向きの山」知りませんか?

読図企画するかしら

同じコースを地形図とコンパス片手に何度も何度も歩くのも練習です。
毎回、書き込んで無い地図を用意して、ポイントを毎回書き込み、前回のものと比較すると間違えやすいところが分かってくると思います。
20万図などを用意し、山座固定をするのも良い訓練になりますよ。
泉山の笠菅峠からのコースは私の訓練場所です。
読図が出来ていないと、いきなりスタートから現在位置の確認ができなくなります。
古い古い思い出ですが、高校時代の大会で貝殻山での読図に苦労した覚えがあります。

読図

ファニィ隊長へ
読図企画いいですね。 ゆっくり時間をとって読図に励みたいです。
同じコースを歩くのがいいんですね。なるほどです。
またご指導お願いします。 近場の福山辺りからはじめてみます。
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